暖かさを重視した浴室リフォーム
浴室は「暖かさ」を重視してプランニングを。リフォーム前のお風呂は「浴室換気暖房乾燥機」が設置されていましたが、乾燥機機能を今まであまり使われていませんでした。そこで、機能を制限して暖房と換気扇機能のみの「暖房換気扇」を選定。天井に設置した暖房換気扇は、入浴前だけでなく入浴中も暖房が使用可能です。さらに暖まった浴室の室温を保つために、「断熱パック※1」と、土間コンクリートからの冷気がユニットバス裏の壁へ流入することを軽減する「気密テープ」付きの「断熱フルパック」を選定しました。
※1 ユニットバスの床・壁・天井、排水トラップやエプロン裏を断熱材で被覆
既存ユニットバス撤去後
窓の交換作業はユニットバスが無い状態で行う必要があります。
写真はユニットバス撤去後の状態です。窓や屋外に設置された縦格子を撤去し、既存サッシに気密シールを施工します。
カバー工法で窓を交換すると、リフォーム前の窓よりも一回り小さい窓になります。
今回はお打ち合わせ当初より「窓が大きいと寒く感じるのと、外から見えることが気になるので、窓のサイズを小さくしたい」というお話ありました。
完成後のサイズを見て、お客さまより「ちょうどよいサイズになった」というお言葉をいただきました。
「目隠し」に多機能ルーバー設置
「目隠し」のために、屋外に設置された縦格子を撤去し、ルーバーを手動で調整できる「多機能ルーバー」を設置しました。
明るいルーバーにすることでやわらかく拡散された光に包まれ、ルーバーによる圧迫感を感じさせない空間になりました。
多機能ルーバーの外観は、両サイドたて目隠し付きでプライバシーへ配慮されています。
今回の工事では、断熱をメインに工事内容を検討しましたが、デザインについてもお客さまと打ち合わせを重ね、商品の選定を進めました。
窓の交換作業はユニットバスが無い状態で行う必要があります。浴室のリフォームの際は、窓の工事も一緒に検討することをお勧めします。
窓のカバー工法、ルーバー、魔法びん浴槽、ほっカラリ床、断熱材フルパック全て大変満足しております。