よくわかる窓リフォーム「窓リフォームのポイント」
結露対策 ー 知っていただきたい結露の話
最近では、住まいの高気密・高断熱化が進んできましたが、一方で「結露」の問題も生じています。
室内の水蒸気が逃げ場を失った場合に、結露が発生してしまうのです。
特に冷たい外気の影響を受けやすい窓は、結露の起こりやすいポイント。
逆に言えば、窓に注目し、窓の結露を防ぐことが、快適な生活への目安となるでしょう。
ダニやカビは湿度70%ぐらいから盛んに繁殖しますが、湿度約55%以下では活動が弱まります。つまり室内に結露を発生させないように適度な湿度の条件をつくることが、ダニやカビの発生を抑えることにつながるのです。ダニやカビは、ぜんそくやアトピーなどを引き起こし健康を脅かす原因にもなりますから、普段の生活の中で十分に気をつけたいものです。
大切なのは、毎日の暮らし方。結露を抑えるためには、室内の水蒸気をできるだけ抑えるようにする必要があります。また、こまめに換気をして、水蒸気をできるだけ外に逃がしてやりましょう。特に冬場は空気が乾燥しているので、ちょっとの換気でも効果的です。さらに、住まいの断熱性・気密性を高めることも重要です。
窓は冷たい外気の影響を一番受けやすいと言えます。したがって、窓を断熱化することが大きなポイントとなります。断熱窓を使うことで、外の冷気が室内に伝わりにくく、室内側の窓フレームの表面温度が下がりにくくなるので、結露の発生を抑えることができます。
住まいを建てる際に、壁だけではなく、床や天井などを断熱化することによって、外気の影響を受けにくくし、建物の保温性を高め、結露を抑えることができます。窓だけでなく、建物の断熱化にも気をつけましょう。
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かんたん窓リフォーム
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