窓枠工事
窓の木枠の出幅がわずか1センチしかありませんでした。
YKKAPプラマードUを付けるには、7センチの出幅が必要です。
お客様は、体格の良い方で、レール枠に体重の負荷をかけても大丈夫なふかし枠の補強工事を
ご希望されましたので、
大工さんに下見をして頂き、壁一面を一体化した最強の新壁を造作することになりました。
築47年のため既存の窓枠の寸法は、歪んでおり採寸を重ね完成しました。
まさに 大工さんの匠の技です!
窓枠補強のための工事(新壁造作)
YKKAPのふかし枠補強工事は、
① 補強角パイプ仕様
② ブラケット仕様
③ 束仕様 の3種類ですが、
窓の下地壁材は、ボード壁で窓側の躯体まで空間があります。したがって
下枠レールに人の体重をかけても大丈夫なふかし枠の補強工事が必要でした。
大工さんに7センチ幅の木枠の造作工事をお願いして、さらに二重窓の枠のカラーと同一のペンキを
オーダーして塗装工事を完了致しました。
二回、三回の重ね塗りをすることにより色の安定と強度を確保しました。
仕上げは、壁と同色のクロス張りになります。
割れていたガラス窓もガラス交換をしました。
木枠をこれだけ増設して内側に出しました
既存の窓枠が狭いため内窓を取付けるために木で増設しました。
窓下が空間になるため、中に木で複数の柱を立て箱を作り、人が乗っても重さに耐えられるように工夫しました。
内側に増設した木製ふかし枠は7.5cmあります。オーダーして同じ色の塗装を重ね塗りしてサッシと違違和感のないようにしました。
割れていたガラスも交換しました
今回の内窓工事に合わせて割れていた窓ガラスも交換しました。(別途費用)
特に拘った点は、窓下レール下に7cm幅の補強枠を増設したことです。(別途費用)
一般的には窓下の両側に2本の柱を立てて窓を支えるそうですが、そうすると柱がむき出しになり凹凸ができてしまいます。
そこで相談の上、今回は窓下全体を補強枠にして「壁」にすることで、表面をフラットにすることと、大人の重力がかかっても大丈夫な強度を確保しました。
更に補強枠ボードの上に同色系のカラーベニヤで化粧することで統一感を出しました。
こうすることで増設面の表面がフラットになり依然同様に掃除ができるようにしました。
これで予定の工事は全て終了しました。
拘った点は、窓下レール下に補強枠を増設して頂いたことで大きな強度を確保ができたことは安心です。
更に補強枠の上に、クロスではなく同色系の化粧板を被せていただいたので、以前よりも見た目も豪華になりました。
補強した部分の壁面をフラットにできたので掃除が依然同様にできて嬉しいです!(^^)!