なぜ結露するの?? ライフデザイン
ニュース 2017年03月01日そもそも結露とは
こんにちは!
少しづつ春の訪れを感じる時期となりましたね。
さて、今回はなぜ結露が生じるかのお話です。
結露は空気中の水蒸気が凝縮され、窓ガラスなどの表面に水滴となって付着することです。
空気は温度によって含むことのできる水蒸気の量が異なります。(飽和水蒸気量)
温度が高い方が、たくさんの水蒸気を含むことができます。
「今日の湿度は○○%です」というフレーズを耳にしますが、
これは「相対湿度」と言われ、飽和水蒸気量に対して、実際に存在している水蒸気量の割合のことです。
暖かい、水蒸気をたくさん含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると、
余分な水蒸気が水に変わります。
これが結露の仕組みです。
結露は、温度と水蒸気量のバランスで発生すると言う訳です。
窓ガラスは熱を伝道します。
外気の冷たい温度でガラスが冷やされ、結果、ガラスの表面が結露するわけですね。
結露を防ぐにはどうしたらよいか。
まずは空気中の水蒸気を減らすということです。
手っ取り早いのは換気です。
でも夜中に窓を全開にするわけにもいきません。
また、ガスファンヒーターや石油ストーブなどの暖房機器はたくさんの水蒸気を発生させるので結露を促進させます。
これらの暖房器具は、燃焼するときに室内の空気を使い、燃えた後の排気ガスを直接室内に排出するので、燃焼開放型暖房器具と呼ばれます。
エアコンやホットカーペットの方が湿度は下がるわけですね。
そして温度を下げないということです。
そのため二重窓は結露に有効というわけです。
ガラスを複層ガラスに交換するという手もありますが、窓枠自体がアルミというケースもあります。
アルミは、ガラスよりも熱伝導率が高いため、ガラスより先に外気の影響を受けやすいのです。
プラマードは枠が樹脂製ですので、熱が伝わりにくく、断熱・遮熱・気密性に優れています。
結露でお困りの方はお気軽にご相談くださいね。